新たなビジネスモデルを考える?・・・

   注:私の妄想です。 用は、P2P通信技術を用いたモデルです。
 
  「電子メール販売」は、人的負担が大きいので、極々小規模に留まる。
  「ダウンロード販売」は、ある程度の規模でないと採算が取れない。
  これらの問題は、サ―ビスが一点に集中しているためである。
  なにか、新しい考え方が必要かも・・・
  などと、考えながら本屋で、立ち読みしてる時に思いついた事・・・・・・
 
 
  みんなが自分専用の本屋さんモデル(プライベート ブックストア コミュニティ?)
 
  Webサービスにおけるビジネスモデル特許は、現実世界を抽象化したものにすぎません。
  例えば、「ショッピングカート」。
  単に、「カートの中に商品をいれて、レジで買う」という一連の動作を抽象化したものです。
  じゃあ、もっと視点を大きくして、「流通」そのものを抽象化するとどうなるのか?
  と考えてみたのがコレ
 
 
  例えば、あなたが『本屋さん』の「雇われ店長」だったとします。
  「店長」は、自分の『本屋さん』にある本は全て、「タダ」で読めます。
  じゃあ、みんな『本屋さん』を経営して、「雇われ店長」になれば、本が「タダ」で読めるわけです。
  「しょんなばかな」と、思った方も「そうだったのか!」と思った方も、もう、しばらく聞いといて下さい
 
  ただ、『本屋さん』は「お客さん」がいないと潰れてしまいます。
  じゃあ、「お客さん」は誰なのか? 実は、「雇われ店長」自身です。
  しかも、「雇われ店長」以外「お客さん」はいません。
 
  『「店長」になれば、本が「タダ」読める』とさっき言ったのに?
  どうして、「雇われ店長」は、「お客さん」になって、『お金』を払って買わなきゃいけないの?
  理由は、3つあります。
 
  1つ目の理由は、『仕入れ』をするためです。
 
  『本屋さん』と『本屋さん』の間では、『仕入れ』が行われます。
  ただし、この『本屋さん』は「チェーン店」なので、『本屋さん』同士の『仕入れ』は「タダ」です。
  一方、『仕入れ』をされた『本屋さん』からは、『仕入れ』された本は、無くなりません。
  なぜなら、『仕入れ』をする『本屋さん』に渡す「本」は「コピー機」で「コピーした本」だからです。
  (「コピー機」は、本社から渡されたものではなく「雇われ店長」自身が買ったものです)
 
  それを知った「雇われ店長」は、早速『仕入れ』をしようと思いましたが、『仕入れ』する事がで来ません。
  何故かと言うと、『本屋さん』の「本棚」は「本」で一杯だったからです。
  (「雇われ店長」は「本棚」の「本」を全て、「タダ」で読めます)
  このままでは、新しく「本」を『仕入れ』することが出来ないので、「雇われ店長」は、
  「本」を買わなければなりません。
 
  「雇われ店長」は、「お客さん」になって、『お金』を払って買わなきゃいけません。
  「買った本」は、「お客さん」の物なので『本屋さん』には置けません。
  でも、「お客さん」は、「買った本」を好きなだけ読めます。
 
  2つ目の理由は、『店仕舞い』をするためです。
 
  「雇われ店長」には、『本屋さん』を、『正しい運営』をしていく義務があります。
  何らかの理由で『正しい運営』が困難になったり、『本社』から『営業停止命令』があると、
  『店仕舞い』しなければいけません。そして、『本社』の規則で、「売れ残った本」は全て
  「雇われ店長」が買わなければなりません。
 
  3つ目の理由は、『規模縮小』をするためです。
 
  「雇われ店長」には、『本屋さん』を、『正しい運営』をしていく義務があります。
  先ほどから言っている『正しい運営』とは、主に『仕入れ』に対して『迅速に対応する事』です。
  ある『本屋さん』から『仕入れ依頼』が来ると、『仕入れ依頼された本屋さん』は、即座に、
  「コピー機」で「コピーした本」をつくり、『仕入れ依頼した本屋さん』に渡さなければいけません。
  しかし、「コピー機」が旧型の場合、「コピーする速度」が遅く、『仕入れ依頼した本屋さん』に
  迅速に渡す事がで来ません。そうしている間に、他の『本屋さん』から、次々と『仕入れ依頼』が
  来てしまいます。
 
  そういった事が続くと、『本社』は『正しい運営』が困難であると判断し、『規模縮小命令』を出します。
  『規模縮小命令』来ると、「雇われ店長」は、次の3択を迫られます。
 
       1.「コピーする速度」が速い、新しい「コピー機」を買う
       2.『規模縮小』する。
       3.『店仕舞い』する。
 
  『雇われ店長』は、新しい「コピー機」を買うにも、『店仕舞い』するにも、たくさんお金がいるので、
  『規模縮小』を選びました。『規模縮小』は、『本屋さん』の「本棚」を小さくすることです。
  この『本屋さん』の「本棚」は10冊入れることができましたが、「本棚」を小さくしたので、
  「7冊」しか入れることができなくなりました。「本棚」には、9冊「本」が入っていたので、
 
  『本社』の規則で、「売ることが出来なくなった本」は、全て「雇われ店長」が買わなければなりません。
 
 
  「雇われ店長」は、「お客さん」になって、『お金』を払って買わなきゃいけない理由は、
 
       1.『仕入れ』をしたいが、「本棚」が一杯だから(常にどこかで起こる)
       2. 『店仕舞い』するから (頻繁に起こる)
       3. 『規模縮小』するから(私はまず滅多に起こらないと考える)
  の3つです。
 
  つまり、「雇われ店長」は、「本棚」が一杯になった場合、『仕入れ』をしないで
  『正しい運営』が、可能な場合、ずっと「本」を「タダ」で読み続けられます。
 
  しかし、『そんな事』は『ありえない』のです。
  ですから、最終的に「雇われ店長」は「仕入れた本」を、必ず買わなくてはなりません。
  (これが、コイツのミソ)
 
   何となく、考えた事なんで、何処か矛盾してるかもしれません。
  今考えるている、具体的な利点や問題点は、また今度