結局、「みんなが自分専用の本屋さんモデル」って?

 
先ほど、P2Pを使っていると言いましたが、純粋なP2Pを使っているわけでなく、
ユーザや、ホストを管理する「管理サーバ」がある。(ナ○スター見たいな感じ)
(あくまでも、今この地点で頭に浮かんでいるもの)
 
前回の「雇われ店長」の例を用いて説明すると、
 
雇われ店長」は勿論、「ユーザ(あなた)」です。
「本社」は、「管理サーバ」または「管理人」です。
仕入れ」は、「ダウンロードすること」です。
コピー機」は、「使用回線(ADSL,光など)」です。
「コピーする速度」は、「回線速度(上り)」(正確には、割り当てられた帯域)です。
「本棚」の定義は1番難しく、「(回線速度に見合った)公開領域に置けるファイルの最大量」になります。
 
このことを、頭に入れて読み返してもらえると、何をやろうとしてるか少し分かると思う。(実現の難しさも・・・
 
要点を、まとめると「ユーザ(あなた)」は、回線の使用とスペースを「本社(管理人)」や「他のユーザ」や「折り図の著者」に提供する事を「対価」に、「公開しているファイル」に「無料」で使えるのです。
当然、「公開する事」を止めれば、「対価」が無くなったので「著者」に対して、「お金」を払う義務があるという訳です。
 
で、ポイントになるのは「永遠」に「無限のファイル」を公開する事は不可能だという事です。
「回線速度」にも「ハードディスク容量」にも「人間の寿命」にも限界があるということです。

つまり、最終的に「必ず」支払いをしないといけない。

また、言い方を変えると「流通」を止める事に「お金」を支払っているのです。

「在庫」の考え方と少し似てますね。「在庫」として、「流通」を止めてしまうと
「税金」やら「維持費」などで、コストが掛かってしまう。
だから、トヨタの「かんばん方式」が生れた。さらに、トラックが渋滞に巻き込まれ
定時までに付かないと「流通」を止めてしまうと、莫大な阻害賠償が生じる。
最終的に、私たちはトヨタの車を買って「流通」を止めて、それに対しお金を払う。
中古車として、また流通させると「お金」は戻ってくる(100%ではないが)
 
市場経済って、なんだか楽しいなぁ(笑
 
じゃあ、常に「流通」している物には「お金」が掛からないのか?
 
「お金」がそうですね。「お金」貰うために「お金」を支払ってる人や、
「お金」を使うために、「お金」を使ってる人は世界的に見れば『少ない』
(そういう人もいるけどね・・・)
 
この考え方でいくと、「タンス預金」は「流通」を止めているので「悪い事」になる。
結果・・・、デフレになって・・・あれ?「お金」の価値が上がったぞ?
 
でも、もうしばらくその状態が続くと、急速に「インフレ」になって、
「お金」の価値が下がる・・・・
 
「流通」を止める事には、「対価」が必要
 
コレすなわち『真理』なり・・・
市場経済って、なんだか楽しいなぁ(笑